昔取ったポカリスエット柄

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mjktリーグ戦の決勝がはじまるまえに

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怠惰だった。インターネットに繋がったPCのない環境に1週間いる間に、リーグ戦の話が書けないまま決勝当日となってしまった。私にはまだまだ語るべきプレイヤーがいたが、それらは決勝が終わってからでも書ける話だった。

 

決勝がはじまるまえに。決勝の話をしよう。

今回のリーグ戦の決勝進出者は以下の通りだ。

1位 神芝居    562.9(予選2位426.1+準決勝136.8)

2位 fちた       511.3(予選3位338.7+準決勝172.6)

3位 じろけん 465.3(予選4位337.4+準決勝127.9)

4位 せんしゅ 345.5(予選7位184.1+準決勝161.4) 

 

一人ひとりについて少し話そう。

 

 

私はmjktに所属するまで、完全にセット専門の麻雀打ちだった。大学1年のときに知り合った、高校の同期と仲がいい東大生達を起点に広がっていった人間関係が多く、主に東大生で構成されるコミュニティの中にいた――フリーの年間場代が50万円を超えていたり、ピン雀で凌いでいたり、給料をしっかり残せるメンバーだったりと、相手にセット専門の打ち手は少なかったが。

そうして知り合った中の一人がじろけんさんだ。

彼の麻雀を一言であらわせば、「科学する麻雀」だ。麻雀は大学に入ってから覚えたらしく、とつげき東北氏の名著、科学する麻雀が彼の戦術の基礎になっている。ここまでしっかりリーチとベタオリを繰り返す打ち手はなかなかいない、というのが彼と幾夜も過ごしての感想だった。

彼はかねてより私がするmjktの話に強い興味を示していて、幸いmjktはインカレサークルであったので、去年の春頃に、入らないかと誘った。

そうして彼は3期生として入会した。多忙な院生であり、地理的な問題もあるために、mjktの活動には大会等にしか参加していないが、彼はその中でも常に存在感を放っていた。

彼とこのような場で真剣に麻雀を打つことになるとは想像もしていなかったし、実に愉快だと思う。

 

現在2位のfちた君は、我々2期生のエースだ。2期生で最初の鳳凰民。麻雀は鳴き守備型。大会等でも結果を残している。

彼は真の意味で新入生として入会した2期生以降の人たちの中で、最も麻雀で結果を残し、最も天鳳を鬼打ちしていた。

彼はどうも私と同卓することに苦手意識があるらしかった。おそらく去年度の通常活動で、彼と同卓したときにほぼ毎回トップを取っていたからだろう。単純にツイていただけだったが、確かに何度も満貫を打ちとられる中で彼が私に苦手意識を抱いても不思議ではなかった。

一方で、私とて彼のようなタイプを相手にするのは決して得意ではなかった――これもまた、破片さんあたりに仕込まれた私の勝手なイメージのような気もするが。

 

最後に語るべきは神芝居さんだ。

mjktの創設者。初代代表。大学4年。プレゼンとトークのスキルが抜群。食事には金を惜しまない。それから圧倒的なカリスマ。mjktに所属する人間の多くが、何かしら彼の影響を受けている。受けている、というか受けざるを得ない。そんな人だ。

共にmjktを創設したメキロさんや2代目代表のななだまさんによる事務周りのサポートを受けながら、彼は代表として物事を企画し、先導し、煽動した。

彼の麻雀の特徴は、鳴きには読みを入れて対応する一方、リーチに対してはとにかく無筋を押す攻撃型というところだろう。文章にすると弱そうだし、びっくりするような牌が出てくることもある一方で、その打ち筋で天鳳八段に到達し、フリーやメンバーとしても結果を出し、大会等の結果もmjktトップクラス。

今回の決勝でも頭一つ抜けてのスタートだ。私は去年のリーグ戦で彼に惨敗している。予選トップ通過で決勝へジャンプアップした彼に対し、私は準決勝で敗れ、決勝で相見えることすら叶わなかった。

今年私は決勝に残った。そして、彼の今後を考えると、こういった場で対局できる機会はおそらくもうないだろう。彼に勝ちたい。

 

 

この春に去っていく圧倒的カリスマの創設者に、既に去ったはずの亡霊と、亡霊の引き連れてきたイレギュラーが息の根を止めようと迫り、先輩が安らかに去れるよう最強の後輩が創設者を超えようとする。

 

この決勝の構図を非常に面白く感じている。

しかも、物語とは関係なく、相手の強さを考えても、最高の面子の1つだ。

私はすべりこみで決勝に残っており、残り決勝8半荘でトップとの差が217.4と、見ての通り非常に厳しい位置にいる。

しかし、プレイヤーとして、全力で彼らに打ち勝ち優勝したいと思う。

 

まあ、構図だけ見れば、お前が勝ってもなあという感じではあるが。